病院機能評価認定 「病院機能評価」は、公益財団法人日本医療機能評価機構が行なう、病院の機能および医療の質についての第三者評価です。一定の評価基準が提示されており、評価で明らかになった課題の改善に取り組んで行くことで、病院の機能や質の向上を目指していきます。当院は、2003年7月14日に病院機能評価統合版評価項目Ver.3.1で、初回の認定を受けました。その後、5年毎に受審し、認定を更新してきました。今回、3度目の認定更新を目指して、「機能種別版評価項目 3rdG:Ver.1.1 一般病院1」を受審しました。この評価項目体系の大きな特徴は、実際に行われているプロセスを重視して評価することです。「書面審査」と「訪問審査」の中で、当院が重視していることや取り組みをお伝えし、無事に認定を更新することができ、認定証を受領しました。 《機能種別版評価項目 一般病院1「審査結果報告書」総括より抜粋》 1.病院の特色 貴院は、聖フランシスコ病院修道女会により設立された、伝統ある病院である。現病院が竣工して以来、救急・急性期医療から長期療養・緩和ケアに至るまで幅広い専門性を有し、地域の中核的病院の一つとして、機能を発揮してきた。近年では、地域医療構想や地域包括ケア体制の構築において、どのようなポジションを担っていくのかが病院運営の課題と位置付けられており、そのような状況下、今回の病院機能評価受審となった。 審査では、キリスト教の精神に基づく明確な理念と基本方針のもと、病院長をはじめとする病院幹部の優れたリーダーシップにより、個々のスタッフが使命感をもって業務に従事している姿が、印象的であった。今後、困難な課題に直面することもあると思われるが、今回の更新審査で明らかとなった、優れている点や課題を克服し、医療の質のさらなる向上を図ることによって、ますます発展されるよう祈念する。 10.組織・施設の管理 自院の職員による清掃管理を徹底し、病院全体の清潔さを高いレベルで維持している点は、特筆される秀でた点である。 詳しくはこちら (日本医療機能評価機構のページへ遷移します)